この夏、ある会社の会社更生申立のため、連日のように出張が続いたとき、一つ、悟ったことがあった。
それは、
「体力をつけないといかん」
ということである。
弁護士になって以来、ずっと、運動をしなくてはと考えていたのだが、
今回の会社更生申立の際、体力の衰えを実感したので、
健康法というものについて、少し本気で考えてみた。
そのとき、以下の条件を課した。
- スポーツジムに行かなくてもできること。
これは、いったんジムに入会しても、ジムに会費を貢ぐだけに終わるだろうと思われたからである。 - 家の中でできること。
運動をするために外に出るというだけで、「うーん、面倒だ。明日にしよう」となるのは目に見えていた。
というわけで、ジョギングやウォーキングは候補から外れる。 - できるだけ器具を使わないこと。
世の中には、色々なダイエットやトレーニング法のDVDが出回っているが、
運動をするのに、「テレビの電源をつけて、DVDプレイヤーの電源をつけて、該当するDVDを再生する」という準備作業をするのが面倒である。
(現に、私の家には、不良在庫と化したその手のDVDが何枚もある)
できるなら、思いついたらその場ですぐにできるのがいい。 - 簡単に取り組めること。
例えば、トレーニングの負荷をかけすぎると、それなりに気合いを入れないとトレーニングを始められない。
軽い気持ちで気軽にできるものがいい。ストイックさはいらない。
70歳、80歳になっても同じように続けられれれば、なお良い。
以上、自分の軟弱な性格が滲み出ているが、それでも、やらないよりはやった方がずっといい。
というわけで、以上の条件を満たしそうな健康法を幾つかセレクトし、8月から取り組み始めたところである。
まだはじめて1ヶ月足らずだが、
肩こりがしなくなったとか、階段を上がりやすくなったとか、呼吸が落ち着いてきたとか、それなりの効果はあるようだ。
私が現在取り組んでいる健康法は、全部で5種類。
それぞれの健康法については、これから、順次、紹介していきます。