怠け者のための健康法

この夏、ある会社の会社更生申立のため、連日のように出張が続いたとき、一つ、悟ったことがあった。

 

それは、

「体力をつけないといかん」

ということである。

 

弁護士になって以来、ずっと、運動をしなくてはと考えていたのだが、

今回の会社更生申立の際、体力の衰えを実感したので、

健康法というものについて、少し本気で考えてみた。

 

そのとき、以下の条件を課した。

  1. スポーツジムに行かなくてもできること。
    これは、いったんジムに入会しても、ジムに会費を貢ぐだけに終わるだろうと思われたからである。
  2. 家の中でできること。
    運動をするために外に出るというだけで、「うーん、面倒だ。明日にしよう」となるのは目に見えていた。
    というわけで、ジョギングやウォーキングは候補から外れる。
  3. できるだけ器具を使わないこと。
    世の中には、色々なダイエットやトレーニング法のDVDが出回っているが、
    運動をするのに、「テレビの電源をつけて、DVDプレイヤーの電源をつけて、該当するDVDを再生する」という準備作業をするのが面倒である。
    (現に、私の家には、不良在庫と化したその手のDVDが何枚もある)
    できるなら、思いついたらその場ですぐにできるのがいい。
  4. 簡単に取り組めること。
    例えば、トレーニングの負荷をかけすぎると、それなりに気合いを入れないとトレーニングを始められない。
    軽い気持ちで気軽にできるものがいい。ストイックさはいらない。
    70歳、80歳になっても同じように続けられれれば、なお良い。

 

以上、自分の軟弱な性格が滲み出ているが、それでも、やらないよりはやった方がずっといい。

というわけで、以上の条件を満たしそうな健康法を幾つかセレクトし、8月から取り組み始めたところである。

 

まだはじめて1ヶ月足らずだが、

肩こりがしなくなったとか、階段を上がりやすくなったとか、呼吸が落ち着いてきたとか、それなりの効果はあるようだ。

 

私が現在取り組んでいる健康法は、全部で5種類。

それぞれの健康法については、これから、順次、紹介していきます。